BT PRIDE 社員紹介

先輩社員インタビュー

多様な建物設備を熟知して 60の事業所をサポートする

本店 ビル事業本部 業務品質統括部 品質管理部 品質支援グループ/取材時
副課長/鬼澤 誠

  • 2016年04月 入社
  • 2016年04月 ビル事業本部 営業統括部 営業第一部 東京駅丸の内事業所
  • 2019年08月 ビル事業本部 業務品質統括部 品質管理部 品質支援グループ/現職

私の仕事

IoT技術を用いた設備管理の新たな挑戦

品質管理部の主な業務は、建物の維持管理をしていく中での問題の改善や予防・対処をすることです。私はその中でも、設備を管理する上で発生する問題点や疑問点について、担当者へアドバイスをしています。客観的に設備の管理状況を確認するために、年間でおよそ60の事業所を訪問することになります。各事業所が担当している建物についてじっくりヒアリングをすると、日常業務では気付かなかった課題が見つかります。その課題に対して、各事業所と連携して改善や品質向上のサポートを行っています。

また、点検方法を抜本的に見直して、小人数での保守を実現することが、全社を通した課題のひとつです。具体的にはファンやポンプなどの設備機器に振動センサや電流センサを設置し、データをIoT技術の活用により取得・常時監視体制を構築するための実証実験も行っています。今後は時間基準での保全から状態基準での保全への移行を目指して、IoT技術を用いた維持管理の省人化につなげていきたいです。

この仕事が好き!嬉しかったことエピソード

好きこそ物の上手なれ

元々現場最前線の環境で育ってきたので、機械を見るのが楽しいです。さまざまな建物を管理していますが、まったく同じ設備はありません。例えば、秋田や山形のような寒冷地と、都内の建物とでは設備の仕様も全く異なります。寒い地域では屋外盤へヒータを設置したり、海が近いところでは塩害対策用のフィルターを設置したりしていることがあります。こうしたさまざまな設備に五感を働かせて維持管理業務に携われることが今の仕事の醍醐味です。

ある事業所から空調設備の配管詰まりが頻発しているという相談を受け、現在の状態把握から使用している配管の種類や清掃頻度まで細かく調査した事例がありました。調査を進めていくと一部の系統だけ長期間、メンテナンス範囲から外れてしまっていたことが判明しました。その後、整備をして解決し、建物オーナーさまや事業所長から感謝された時はとても嬉しかったです。

私がこの会社を選んだ理由

経験が活かせて、知的刺激のある環境

前職では、ビル管理会社の設備員としてテナントの入退去工事や建物の維持管理に従事してきました。そこでは、できる限り協力会社に頼ることなく自分たちで考えて業務に向きあい、基礎から技術を学びました。特にビル建替工事で解体から竣工まで、約4年間の実務経験を積むことができたことは大きな財産となっています。

20代の頃からビル管理業務に携わり、設備工事もメンテナンスも経験して、機械に直接触れながら技術の習得ができたことが、今の仕事につながりました。ビルテックは、そんな私の経歴や個性、特技を存分に活かしてチャレンジできる会社だと感じています。
また、ビルテックは若い力がいきいきと活躍している会社でもあります。現在は本店勤務なので他部署との交流が増えました。フリーアドレス制のオフィスでは、周りからさまざまな取り組みをしている声が聞こえてきます。日々刺激を受けながら自分自身を成長させられる環境だと思います。

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