BT PRIDE 社員紹介

先輩社員インタビュー

お客さまのためのアイデアを現場から

大宮支店 事業四課/取材時
課長/渡部 孝之

  • 2001年03月 入社
  • 2001年03月 東京支店 大宮事業所 新白河営業所
  • 2006年06月 大宮支店 事業四課
  • 2009年04月 JR東日本 大宮支社 設備部 信号通信課 出向
  • 2012年04月 東京支店 新宿事業センター事業四課
  • 2017年12月 大宮支店 事業四課/現職

私の仕事

みんなの暮らしを支える通信設備の保全

JR東日本の大宮支社管内の通信設備の維持管理と、WiMAX設備の維持管理の全般に携わっています。特に意識しているのが、障害時のダウンタイム短縮です。近年、通信設備の重要性は更に高まっており、安定稼働がより強く求められるようになりました。障害時の早期復旧に努めることはもちろんですが、それと並行して原因をしっかり究明し、再発を防止する「予防保全」にも日々取組んでいます。

私の部署で扱う設備は多種多様です。例えば駅にある「異常時案内ディスプレイ」や、電車の到着や発車を知らせる「自動放送設備」、「自動火災報知設備」、各駅に設置されている「確認カメラ」や「各種電話設備」など、さまざまなものを維持管理しています。
日常生活を送るうえで、気が付きにくい設備も多いですが、駅を利用されるお客さまに関わりのある設備も多いので、とても大切な仕事だと感じています。

この仕事が好き!嬉しかったことエピソード

小さな積み重ねで維持管理コストを減らす

鉄道は安全安定輸送が最優先であり、独自のルールも多くあります。加えて、駅により環境も異なりますので、場所にあった最適な通信設備はどうあるべきかを考えるのは面白いですね。お客さまにとっての使いやすさが直接サービスの良さにつながりますし、自分が設計した設備がカタチとして残るので、やりがいを感じます。

また、十数年前にはなりますが、社内の取り組みを発表する「ビルテックフォーラム」で最優秀賞をとったことはよく覚えています。テーマは「JR東日本総合研修センターのエネルギー削減の取組」についてでした。この時は新たな設備投資をせずに、すでに導入されている中央監視装置を活用しながら、照明・空調設備などの温度設定や点灯時間等を細かくコントロールし、エネルギー削減につなげました。それぞれは小さなことの積み重ねですが、結果として数千万円のコストダウンが実現できました。この取り組みは、当時の事業所の上司や先輩の支援、JR関係者の方々のご協力がなくては成し遂げられませんでしたし、普段は怖くてなかなか褒めてくれない先輩方にも「よくやった」と激励を頂けて嬉しかったです。維持管理業務においても、常に疑問に見つけながら、変化を恐れない気持ちをもち、小さな改善を続けていくことが、大事なのだと学びました。

私がこの会社を選んだ理由

アイデアは現場で生まれる

ビルテックに入社したきっかけは、JR東日本総合研修センターの開所前に新白河事業所準備室長に声を掛けていただいたことでした。とても面倒見の良い方で、人柄に強く惹かれ、この人ならついていけると思ったことが決め手です。現在では自分も課長となり責任のある立場になりましたが、色々な方々に支えられて続けていられるのは・・「性」にあっているからでしょうか。仕事の「合う・合わない」は個々の性格や環境によるところが大きいと思いますが、頑張り屋さんには向いている職場だと思います。

これからの時代は個々の能力とアイデアを結び付け実現させることが必須の時代になると思います。一方で、アイデアの実現性は現場を経験しないとわからないですから現場の経験も重要です。アイデアが現場で生まれ、本店でその実現に向けて取り組んでいくような流れが今以上に盛り上がるといいですね。前向きに、愚直にやり遂げる気持ちがあって、好奇心旺盛な人であれば、それに十分に応える環境や制度がビルテックには整っていますよ。

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