BT PRIDE 社員紹介

先輩社員インタビュー

維持管理の未来を見据えて、 建物のライフサイクルの先へ 

本店 JR事業本部 企画部/取材時
総括主任/鈴木 歩

  • 2014年04月  入社
  • 2014年07月 大宮支店 事業一課
  • 2017年04月 東京支店 上野事業センター 事業一課
  • 2017年07月 東京支店 工事部 工事二課
  • 2019年07月 JR東日本 総務・法務戦略部 企画ユニット 出向
  • 2021年07月 JR事業本部 企画部/現職

私の仕事

さまざまな視点を持って、新しい時代のカタチを示す

JR事業本部企画部では、各支店が行っている駅等の建物の維持管理や請負工事における、全体調整や業務支援を主に行っています。一方で、今後の事業の方向性を考えカタチにしていくための仕事も多く、業務で使用するシステムの改善計画や研修の計画調整、新規業務の事業化検討などにも取り組んでいます。特に、システム改善にあたっては、いま現場ではどのようなことに困っているのか、実態をよく把握したうえで今後の方向性を定めることを意識して取り組んでいます。

また現職までに、各支店では建物の維持管理業務・請負工事の現場を経験し、JR東日本への出向では建物オーナーとしてビルの管理運営に携わってきました。さまざまな立場から建物に関わってきた経歴を活かして、現在の業務に役立てています。これからも新しい時代のカタチを示し、誰もが円滑に仕事ができるように調整や支援を行っていきたいと思います。

この仕事が好き!嬉しかったことエピソード

地域に根付く駅舎への想いを引き継ぐ

現在の部署では業務における様々な課題解決に取り組んでいる一方で、新たな仕事を創ることにもチャレンジしています。その一例として、木造駅舎の解体時に発生する古材に、新たな価値を与えて再利用していくプロジェクトを進めています。

プロジェクトでは100年以上の長い時間にわたって使われてきた駅の古材に新たな価値を与えるだけでなく、駅を中心とした地域に根付く想いを継承していくことで、建物のライフサイクルの未来を考えるきっかけが作れないかと考えています。2021年末には実際に、駅舎の建替えにあわせて旧駅舎の古材で記念品を作りました。新駅舎の使用開始日には実際に駅を利用する方々にお渡しする機会があり、反響を直接知ることができました。

地元の方々にも注目いただき、私たちが維持管理している駅は単なる建物ではなく、多くの方にとって大切な場所であることを実感させられた機会になりました。

私がこの会社を選んだ理由

よりよい空間のために維持管理ができること

学生時代に建築を学ぶなかで、良い建物建築や空間を社会に提供していくためには設計や工事の現場に携わることと同じくらい、オーナーと近い立場で建物や空間の専門家として意見をすることも重要だと気が付きました。 例えば、建物のライフサイクルを考えると最も長い時間とコストが生じる維持管理、言い換えれば「使うフェーズ」に目を向けることが大切なのだと。ビルテックでは建物設備の維持管理を幅広く引き受け最前線で業務を行っているので、やりがいある仕事ができるのではないかと考え入社を決めました。

現在、就職・転職活動中のみなさんの中には、維持管理業務は与えられた仕事を淡々とこなしていく印象を持っている方もいらっしゃると思います。しかし、JR東日本グループがそうであるようにビルテックでも現状維持ではなく、常に新しい時代へチャレンジする意欲を持っています。こうしたマインドに共感していただけるのならば、ぜひとも維持管理の未来を一緒に創っていきましょう。

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