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奥羽本線及位(のぞき)駅で今期初の雪おろし

  昨シーズンは年明けを待たずに5回も雪おろしを行うほどの降雪量でしたが、今シーズンはスーパーエルニーニョ現象が発生していることもあり、1月末に初めての雪おろしを行いました。雪おろしの最大の目的は「列車の安定輸送」。「ルーフヒーター」や「雪庇 防止板」など設備による雪庇防止対策をしている駅もありますが、山形エリア最北端の及位駅では「積雪監視カメラ」等で積雪量を遠隔で把握し、必要に応じて50人もの手で雪をおろします。作業に携わる一人ひとりの安全を守るため、「線路閉鎖」や「安全帯の使用」「確認会話」などを確実に行うことも私たちの大切な仕事です。  

 ※雪庇(せっぴ):ホーム屋根などからせり出す雪の塊。ときに車両にぶつかるほどの大きさに成長する。
 ※線路閉鎖:作業区間に列車が侵入しないよう行う手続き。

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